YouTube は、6 月 21 日(現地時間)より米国カリフォルニア州にて開催中の、世界的なオンライン動画の祭典「VidCon」において、最新の視聴者に関するデータや、VR の新フォーマット、視聴体験の改良などを含む以下の内容を発表しました。
VR をより多くの人に : YouTube は、VR 体験 をクリエイターや視聴者にとってより身近にしたいと考えています。 現実には、360 度の VR 動画を撮影することは多くのクリエイターにとって簡単ではなく、VR の機材は時に高価です。今回、新しい 180 度 VR 動画のフォーマット、VR180 を YouTube と Google Daydream チームが開発しました。VR180 は、180 度視野で撮影した 3D 動画を配信可能にしたものです。このことで、クリエイターは、目の前で起こる体験だけに集中した動画制作ができます。視聴者は Cardboard や VR ヘッドセットを使って没入感のある体験を、他の動画と同じようにモバイルからも楽しめます。また、Google Daydream チームは、複数のメーカーと協力し、VR180 に適したカメラを開発しています。現在、YI、Lenovo、LG の製品が開発されており、一般のコンパクトカメラと同価格帯で発売される予定です。
今後数週間かけて、YouTube のモバイルアプリは、任意のサイズに適した視聴体験ができる機能を提供していきます。垂直、正方形、水平など、動画に合わせて YouTube プレーヤーが、適したスクリーン サイズを表示します。
同時に、デスクトップ上の体験も改良しています。 先月、YouTube は新しいデスクトップ デザインのプレビューを公開しました。 新しいデザインは、シンプルで美しく直感的なデザインを目指しています。また、新機能の一つである Dark Theme は、YouTube 全体の背景が暗くなることで動画の色をより正確に再現することができます。
今後も YouTube は、YouTube 上での体験をよりよいものにしていくために開発を続けていきます。
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