日本版 YouTube 公式ブログ
YouTube 日本版公式ブログ
YouTube のチャンネル認証プログラムの更新について
2019年9月27日金曜日
YouTube は、視聴しているチャンネルがクリエイターやアーティスト、ブランドの公式チャンネルだと簡単に認識できることは重要だと考えています。
認証チャンネルをより分かりやすく表示するため、YouTube の認証プログラムを更新します。新しい認証プログラムでは、デザインと資格要件が変わります。
毎年、多くのクリエイターから、「なりすまし」についての意見が寄せられています。また、およそ 3 分の 1 のユーザーが、認証バッジの意味を誤解しており、チャンネルが公式であることを保証するものではなく、おすすめコンテンツを表すものだと思っていたことがわかりました。これらを改善するため、今回の変更を実施します。
すでに認証バッジを持っているチャンネルは、今後もバッジを保持します。YouTube は今後もチャンネルの審査を続け、クリエイターを「なりすまし」から守ります。
また、これまでと同様に、10 万人以上のチャンネル登録者を持つ全てのチャンネルは、申し込み資格を有します。申請受付は 10 月末までに再開されます。YouTube によってチャンネルが「なりすまし」であると判断された場合、当該チャンネルは認証されず、必要に応じて追加の措置が取られます。基準は以下のように改善され、これらを満たすチャンネルが認証されます。
正真性:
チャンネルが表示するクリエイター、ブランド、アーティストが本人であるか。本人であるかを確かめるために、さまざまな要素で確認します。追加情報やドキュメントの提出を求められる場合もあります。
完全性:
チャンネルが一般公開されていて、説明、チャンネル アイコン、コンテンツがあり、YouTube で活動中であること。
新しいデザイン
現在のデザインでは、認証チャンネルは、チャンネル名の横にチェックマークが表示されています。
調査を行ったところ、多くの視聴者が、このチェックマークを公式アカウントの証明ではなく、コンテンツを承認するマークだと解釈していることがわかりました。何が認証済みであるのかをわかりやすくするため、チャンネルがクリエイター、アーティスト、ブランドの公式チャンネルであることを見分けやすくする新しいデザインを導入します。
YouTube では、コミュニティ投稿、チャット、コメントなど、視聴者がチャンネルと交流するための機能を拡張してますが、チェックマークの表示は一貫性に欠けていました。新しいデザインは、チャンネル ページ、検索、コメント全体で同じデザインが表示され、模倣が難しくなっています。これにより、視聴者はどのチャンネルを自分が見ているのか。認識しやすくなります。また、現在 YouTube の公式アーティスト チャンネルに表示されている音符マークもこの新しいマークに置き換わります。
認証と資格要件の詳細は、
ヘルプセンター
をご覧ください。
4 つの Responsibility( 責任): Remove、 違反コンテンツの削除
2019年9月12日木曜日
YouTube では、
Openness(開かれた場であること)
を大切にするとともに、Responsibility(責任)を守るために取り組みを近年強化してきました。この取り組みは、以下の 4 つの原則から構成しています。
YouTube では、これらの原則を今後数ヶ月をかけてそれぞれ紹介していきます。今回は、1つ目のR、コンテンツの削除(REMOVE)について説明します。サービス提供以来、YouTube では有害なコンテンツを削除してきましたが、このミッションへの投資は、近年でより増加しています。例えば、下記が2016 年以降に実施した主な改善点の概要です。この継続的な取り組みにより、ポリシー違反で削除されることになる動画の視聴回数を過去 18 ヵ月で 80% も削減し、YouTube は今後もこの数字を高められるように改善を続けていきます。
世界で使われるためのポリシー
表現の自由を守りながら、活気に満ちたコミュニティを維持し、その成長を支えるためには、ポリシー違反のコンテンツを削除する前に、削除対象と許可対象の線引きが適切かどうかを確認する必要があります。YouTube のオープン性を阻害しないよう、すべてのポリシーを体系的に検証し、コミュニティの安全を担保するために、YouTube ではポリシー開発を専門に行うチームが業務にあたっています。
ポリシー検証後に根本的な変更が必要となることはほとんどありませんが、曖昧な内容やコミュニティが混乱する可能性がある内容もあります。結果として、多くの更新は、既存のガイドラインを明確にするために行われています。たとえば、今年前半には、どういった場合に「チャレンジ」動画が危険と判断されるかについて、
詳細
を公開しています。YouTube は、2018 年以降、軽微な内容から重要な内容まで、ガイドラインを多く更新しています。
特に重要な問題については、新しいポリシーの策定に数か月かける場合もあります。その場合、YouTube では、外部専門家やクリエイターの方との話す機会を設けることで、現在のポリシーがどう不十分かを理解し、地域文脈の違いを考慮しながら、提案する変更が世界中で公平に適用できるようにしています。
ヘイトスピーチ関連ポリシーの更新
は、代表的な例になります。YouTube では、ポリシーを注意深く考案し、様々なチームと連携することで、ポリシーの実施に必要なトレーニングとツールを作成しています。このポリシーは 6 月上旬に公開していますが、チームがコンテンツの確認や削除する毎に、テクノロジーによる検出は向上しています。しいポリシーを強化するには数ヵ月の時間がかかる場合がありますが、ヘイトスピーチ関連ポリシーの更新による効果の大きさは、「
YouTube コミュニティ ガイドラインの 適用について
」のレポートの今四半期のデータからも明らかです。
ただし、以前は許可されていた古いコメント、動画、チャンネルが削除の対象になったことも、削除件数が急激に増加した原因のひとつです。また、
2019 年 5 月
には、クリエイター同士のハラスメントを含むハラスメント関連ポリシーも更新の対象となっている旨をお伝えしていますが、この作業の進捗状況については、今後数か月以内にお知らせする予定です。
自動検出システムによる報告
ポリシーの定義後は、人間とテクノロジーの組み合わせにより不適切なコンテンツを報告し、レビューチームがコンテンツを検証します。YouTube では、ハッシュ(または「デジタルフィンガープリント」)を使用して、既知の違反コンテンツのコピーが公開される前に特定を行う場合もあります。児童性的虐待画像 (CSAI) やテロ行為を助長する動画などのトピックでは、違反コンテンツのアップロードと同時にテクノロジーでの検出確率を向上するため、業界によるハッシュのデータベースを共有しています。
2017 年には、機械学習技術の利用を拡大することで、潜在的な違反コンテンツを検出できるようになり、結界としてそれらを人間によるレビュー対象に回すことができるようになりました。機械学習はパターンを検出するのに適しています。これにより、コンテンツが視聴される前でも、既に削除された他のコンテンツと類似するコンテンツ(全く同じでなくても)を検知できます。このシステムは、スパムや成人向けコンテンツなど、多くの場合同じように見えるコンテンツを報告する場合に特に効果を発揮します。機械学習は、ヘイトスピーチやその他の暴力的なコンテンツを報告することもできますが、 これらのカテゴリは文脈に大きく依存するため、微妙な決定を下すために人間によるレビューが重要になります。とはいえ、2019 年の第 2 四半期に削除した 900 万本の動画のうち、87% 以上が自動システムによって報告されています。
YouTube は、これらの自動検出システムに多くの投資を行っており、エンジニアチームは、継続的に改善しシステムをアップデートしています。たとえば、2019 年第 2 四半期のスパム検出システムのアップデートにより、スパムポリシーの違反によって閉鎖されたチャンネルの数は 50% 以上増加しています。
広く視聴される前にコンテンツを削除する
ルールに違反するコンテンツが全く視聴されないよう、もしくは視聴範囲が最低限に留まるよう、YouTube は数多の対策を講じています。前述の自動検出システムの改善により、コミュニティによる報告を待つことなくコンテンツを検出およびレビューするため、第 2 四半期には、自動報告された動画の 80% 以上が 1 回も視聴されることなく削除しています。
そして、コンテンツをすばやく削除する最善の方法は、問題の発生を予測することです。2018 年 1 月、YouTube は、インテリジェンス デスクを発足しました。
このチームは、不適切なコンテンツに関連する新しい傾向を見つけるために、ニュース、ソーシャルメディアやユーザーレポートを監視し、問題がより大きくなる前に対処できるように準備を行っています。
YouTube は、今後もポリシーに違反する動画を減らすことに注力していきます。ガイドラインに違反するコンテンツの検出、、削除に対し、Google 全体で
1 万人以上の担当者
を割り当てているのはこれが理由です。違法コンテンツを迅速に削除できるため、ポリシー違反動画の視聴回数は、YouTube 全体における視聴回数のごく一部に留まっています。
たとえば、先月にヘイトスピーチに関するポリシー違反で削除した約 3 万本の動画の視聴回数は、同時期に視聴された編み物関連動画の視聴回数のわずか 3% にしか過ぎません。 先週、「
YouTube コミュニティ ガイドラインの 適用について
」のレポートを更新しました。こちらでは、YouTube が削除したコンテンツ数、削除理由、どのように検出したかを報告しています。
また、過去数年間で、テクノロジーがこれまで以上に迅速に有害なコンテンツを YouTube から削除していることを明示するとともに、ポリシー開発、コンテンツレビュー、機械学習技術の活用とともに、人間が持つ専門的な知識がとても重要であることを示しています。
YouTube における子どもとデータの保護について
2019年9月4日水曜日
「Responsibility(責任)」は、YouTube の最優先事項であり、子どもや家族を守ることはその中でも最も重要な取り組みです。YouTube では、この取り組みを推進するために、
ポリシー
や
プロダクト
、プラットフォームの
運営方法
へ重点的に投資しています。YouTube では、提供開始以来、サービスを使用できるユーザーは 13 歳以上であることを定めていますが、家族向けコンテンツの増加や携帯デバイスの普及により、子どもだけで視聴する可能性も高まっています。
私たちは、このような状況でどのように対処すべきかを保護者や専門家、規制当局からの意見(本日、和解が発表された米国連邦取引委員会(FTC)とニューヨーク司法長官が提起した COPPA に基づく懸念を含みます)を受けて、注意深く検討してきました。
YouTube の子ども向けコンテンツのデータ取り扱いへの変更
YouTube の子ども向けコンテンツに関するデータの取り扱い方法を変更します。4 ヵ月後より実施するこの変更では、YouTubeで子ども向けコンテンツを視聴しているユーザーのデータは、ユーザーの年齢に関係なく、子どものデータとして取り扱います。これは、子ども向けに制作されたコンテンツからのデータの収集と利用方法を制限し、サービス運用のために必要な範囲に限定することを意味します。これらのコンテンツへのパーソナライズド広告の掲載を停止し、コメントや通知などの一部機能も利用できなくなります。子ども向けに制作されたコンテンツを識別するために、クリエイターはこのカテゴリに分類されるコンテンツを申告する必要があります。また、YouTube では、例えば、子ども向けのキャラクターやおもちゃ、ゲームなどを重要な要素として取り扱う、幼い視聴者を明らかに対象とするコンテンツを識別するために、機械学習を利用します。
YouTube Kids における様々な改善
今後も YouTube は、保護者の皆様に対し、 13 歳未満のお子様だけで視聴する場合は、
YouTube Kids
の使用を推奨します。何千万人ものユーザーが毎週 YouTube Kids を利用していますが、さらに多くの保護者の皆さまにこのアプリとそのメリットを知って頂くために、キャンペーンへの投資も増やしていきます。また、製品の改善も引き続き行っていきます。最近では、YouTube Kids で視聴できるチャンネルの基準を引き上げ、YouTube Kids でのチャンネル数を大幅に削減しました。また、YouTube Kids はデスクトップ環境でも視聴できるようになりました。
家族向けコンテンツを制作するクリエイターの皆様へ
今回の変更は、素晴らしいコンテンツを制作し、それによりビジネスを構築している家族と子ども向けコンテンツのクリエイターに大きな影響を与えることを私たちは認識しています。
YouTube で本変更の適用を開始する前に影響を受けるクリエイターに対応していただけるよう、4 ヵ月間の期間を設けました。クリエイターの方にとって簡単ではないですが、この移行期間を通じて皆さまと協力し、本変更をよりよく理解していただくためのリソースを提供致します。
YouTube では、質の高い子ども向け、家族向け、また教育的なコンテンツの未来のために引き続き投資していきます。具体的には、子どものことをよく考えて作られた YouTube および YouTube Kids の世界中のコンテンツのために、 3 年間で1億ドルを投資する予定です。
社内トレーニングの導入
子どもを守るための対応策を十分に理解することは、会社全体の共通の責任です。そのために、この分野において YouTube が従うべき条件に関して、YouTube のチーム全員が必須で受けなくてはいけない年次トレーニングを導入します。
今回の変更により、YouTube をお子様や家族のみなさまにより安心して利用いただけるようになります。そして、 YouTube ではそのための取り組みを続けてまいります。今後も、
COPPAについて意見募集(英語)
を行っている FTC を含め、この分野で世界中の立法担当者と協力していきます。また、今後数ヵ月のうちに、子どもと家族のユーザーのみなさまによる YouTube のご利用や、子どもに特化した視聴体験を含む全体的な取り組みについての考え方をご案内します。私は、子どもの安全について深い関心を持つ親と共に働いています。私たちは、子ども、家族そして家族向けコンテンツを制作するクリエイターにとって、YouTube が最高の体験を提供する場であることの重要さを理解し、そのために、引き続き真摯に取り組んでまいります。
スーザン ウォジスキ
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