YouTube 最高製品責任者 ニール モーハンより


世界中の数十億の人々が、実に様々な目的で YouTube にアクセスしています。なかなか見ることのできないコンサートを鑑賞したいときも、新たなスキルの習得を目指しているときも、YouTube では、多種多様なコンテンツや意見につながることができます。しかし、これを実現するにはコミュニティ保護への取り組みが不可欠です。そしてこの信条が、YouTube のすべてのシステムを機能させ、プロダクトのあらゆる側面を支えています。


今年は数回にわたって、YouTube が直面する大きな課題にどのように対処しているか、その舞台裏をご紹介し、YouTube が検討している各対策から生まれる複雑な影響についてもお伝えします。今後の投稿では、ポリシーの作成や更新、複雑で取り扱いが難しい問題に対する考察、コミュニティ保護の責任に関する重要な節目等についてご紹介することも検討しておりますが、第 1 回目の今回は、YouTube 上の有害な可能性のある誤った情報への取り組みについて詳しく説明します。


YouTube はこの 5 年間、「4 つの Responsibility(責任)」という YouTube 独自のフレームワークに大きく投資してきました。機械学習技術と人間によるレビューを組み合わせることで、迅速にコミュニティガイドラインに違反するコンテンツを削除(remove)し、信頼できる情報源からのコンテンツを見つけやすくし(raise)、問題のあるコンテンツの拡散を抑制(reduce)しています(その理由について詳しくは、こちらのブログ投稿をご覧ください)。悪質なコンテンツが視聴者の目に触れる機会を減らす一方で、プラットフォームとして表現の自由を維持するためには、これらの対策を組み合わせることが重要です。しかし、誤った情報があっという間に出現し、より広く拡散されるようになっている昨今、YouTube のアプローチもそれに応じて進化していく必要があります。YouTube のチームが取り組んでいる 3 つの課題は次のとおりです。


新たな誤った情報が拡散する前に対処する


何年もの間、オンラインで拡散される誤った情報のトピックはごく少数でした。たとえば、9.11 のテロや月面着陸にまつわる陰謀論、地球平面説などを思い浮かべてみてください。こうした長年の陰謀論が、対処すべきコンテンツのアーカイブとして構築されていきました。その結果、機械学習システムをトレーニングすることで、この類のコンテンツに含まれるパターンに基づいて検出された類似した動画がおすすめされる回数を減らすことができるようになりました。しかし瞬く間にまったく新しい論調の情報が次々と出現し、視聴回数を増やすようになりました。あるいは、動画内で、ある意見から他の意見に移っていくようなケースもあります。例えば、一般的な健康に関するトピックから話が始まり、ワクチン忌避に話題が移り変わっていくケースなどです。情報の内容や伝わり方はそれぞれ異なっており、地域に特化している場合もあります。


新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの早期段階で、YouTube はまさにこの課題に直面しました。例えば英国では、 5G の基地局が新型コロナウイルスの感染拡大を引き起こしているという陰謀論が広がり、基地局が放火される事態が発生しました。これが現実の世界に及ぼすリスクは明確であったため、YouTube はガイドラインを更新してこの類のコンテンツを違反コンテンツとして扱うことにしました。このケースでは、地域および世界の公衆衛生機関のガイダンスに従って新型コロナウイルス感染症の誤った情報に関するポリシーをすでに策定してあったため、迅速に対処できました。


しかし、今後生まれるであろう変化の激しいトピックについて、YouTube のポリシーの根拠となる専門家のガイダンスが必ずしも用意されているとは限りません。また、誤った情報が新しいものであるほど、システムのトレーニングに使用できるサンプルが少なくなります。これに対処するため、YouTube は継続的に新しいデータでシステムをトレーニングしています。また、よりターゲットを絞った分類システムの組み合わせ、多数の言語でのキーワード、地域のアナリストから寄せられる情報を活用して、YouTube の主要な分類システムでは捉えられないトピックを特定する方法を模索しています。このような取り組みの成果として、いずれ、こうした誤った情報の拡散をより迅速かつ正確に捉えることができるようになるでしょう。


YouTube のシステムは、特定のコンテンツの拡散を抑制するだけでなく、検索結果やおすすめ動画で視聴者を信頼できるコンテンツと結びつけます。しかし、テーマによっては信頼できるコンテンツが少ないこともあり、これをデータの欠落と呼んでいます。たとえば、自然災害などのニュース速報を考えてみてください。災害が発生した直後の状況において、原因や被害者について憶測する、信頼できないコンテンツを目にするかもしれません。信頼できるコンテンツの制作には時間がかかるため、誤った情報が急速に拡散した場合、短期的には、視聴者に結びつけられる十分な信頼できるコンテンツが存在しない状況が起こりえます。そこで、自然災害などの重大なニュースでは、続報ニュースパネルを表示して、視聴者をテキストベースの記事に誘導しています。


クロス プラットフォームの問題 - 誤った情報の共有に対処する


もうひとつの課題は、ガイドラインのボーダーライン上の動画が YouTube 外で拡散することです。ボーダーライン上の動画とは、ポリシー上、削除に値する動画には該当しないものの、YouTube としては必ずしも視聴者におすすめできない動画です。YouTube は、おすすめ動画システムを全面的に見直し、おすすめ動画からのボーダーライン上のコンテンツの視聴を 1% 以下に抑え込むことができました。ただし YouTube が特定のボーダーライン上の動画をおすすめしなかったとしても、YouTube の動画にリンクする、または YouTube の動画を埋め込んだ外部ウェブサイトを介して、そういった動画が視聴される可能性は残ります。


対策のひとつとして考えられるのが、おすすめ動画に出るに相応しくないと判断されている動画に関しては、共有ボタンと外部リンクを無効にすることです。これにより、ボーダーライン上の動画を外部サイトに埋め込んだり、リンクしたりすることができなくなります。しかし YouTube では、共有を阻止することが視聴者の自由を制限することになってしまわないかという問題意識も持っています。YouTube のシステムはおすすめ動画からボーダーライン上のコンテンツを削減しますが、リンクの共有は視聴者の能動的な行動であり、おすすめされた動画を視聴するといった、受動的行動とは異なるのではないか、とも考えているからです。


また、背景を考慮することも重要です。場合によっては、調査研究やニュースのレポートに埋め込まれたボーダーライン上の動画については例外とする、または別の対応をとる必要があります。有害となる可能性のある誤った情報の拡散を制限する際は、同時に、こうしたデリケートなテーマや、物議を醸すテーマに関する議論の余地を残すよう、バランスに配慮しなければなりません。


別のアプローチとして考えられるのが、埋め込まれたり、リンクされたりしたボーダーライン上の動画を視聴する前に、そのコンテンツに誤った情報が含まれている可能性があることを伝えるインタースティシャル(全画面表示のメッセージ)を視聴者に対して表示することです。インタースティシャルによって視聴者はコンテンツを視聴または共有する前に「一時停止」することができます。YouTube ではすでに年齢制限のあるコンテンツおよび暴力的または生々しい動画に対してインタースティシャルを採用しており、これから視聴しようとしている対象動画に関して視聴者に選択肢を提供するための重要なツールであると考えています。


YouTube では引き続き、インターネットで有害な誤った情報が拡散するのを制限するための様々な方法を慎重に検討していきます。


誤った情報に関する取り組みを世界全体に広げる


誤った情報の抑制に対する YouTube の取り組みは実際に成果を上げていますが、サービスを提供している 100 以上の国々と多数の言語にこの取り組みを展開しなければならないため、その道のりは複雑です。


情報源の信頼度を判断する材料は文化によって異なります。たとえば、英国における BBC のように、公共放送局が信頼できるニュースを提供する情報源として広く認知されている国々があります。その一方で、公共放送局はプロパガンダに舵を切りがちだとみなされている国々もあります。また、ニュースとしてのコンテンツの範囲も国によって異なります。厳格なファクト チェックの基準を設けている放送局もあれば、検証をほとんど行わない放送局もあります。さらに、各地域の政治環境、歴史的背景、最新ニュースで扱われる出来事が、他国では見られないような、その地域固有の誤った情報を含むストーリーを生み出すことがあります。たとえば、ブラジルでジカウイルス感染症が流行した際、その病気は国際的な陰謀によって引き起こされたと主張する人々がいました。また、日本では、大きな地震が発生すると、何らかのデマが発生し拡散される傾向が歴史的に見られます。


このような地域ごとの多様性に直面したチームは、激しく変化する情報の論調や、信頼できる情報源の欠如など、新たな誤った情報に関するものと同じ多くの問題に突き当たりました。たとえば、パンデミックの初期段階では、自国の衛生機関によって最新の調査が実施されていない国があったり、国や地域によってガイダンスが異なることもありました。


何が「ボーダーライン」とみなされるかも、本当に多様な見方があります。YouTube では常に、コンテンツ審査担当者のガイドラインが、言語や文化によってどのように解釈され得るかを考慮しています。文化的背景について現地のチームや専門家と連携して把握し、動画がボーダーラインとして分類されるかどうか判断するためには、多くの時間を要します。


YouTube は、誤った情報と密接に関係している地域に固有のニュアンスを理解できる人材を追加してチームを拡大するだけでなく、世界中の専門家や非政府組織とのパートナーシップをさらに強化していきます。また、話題になっているテーマに対するアプローチと同様に、その地域に固有の誤った情報をより正確に捉えるために検知モデルを更新する頻度を増やし、それを各地域の言語に対応させていく取り組みを行っています。


透明性を強化する


YouTube は、すべてのプロダクトおよびポリシーにおいて有害な誤った情報を削減するための取り組みを続ける一方、多様な意見が尊重されるよう努めています。すべての答えが出ているわけではありませんが、YouTube が抱えている課題や問題点を共有することが重要だと考えています。今日ほど、コミュニティの安全と健全性のために取り組むことが急務であった時代はないでしょう。今後も、皆様に様々な情報をお伝えできることを楽しみにしています。

 YouTube 最高製品責任者 ニール モーハンより


世界中の数十億の人々が、実に様々な目的で YouTube にアクセスしています。なかなか見ることのできないコンサートを鑑賞したいときも、新たなスキルの習得を目指しているときも、YouTube では、多種多様なコンテンツや意見につながることができます。しかし、これを実現するにはコミュニティ保護への取り組みが不可欠です。そしてこの信条が、YouTube のすべてのシステムを機能させ、プロダクトのあらゆる側面を支えています。


今年は数回にわたって、YouTube が直面する大きな課題にどのように対処しているか、その舞台裏をご紹介し、YouTube が検討している各対策から生まれる複雑な影響についてもお伝えします。今後の投稿では、ポリシーの作成や更新、複雑で取り扱いが難しい問題に対する考察、コミュニティ保護の責任に関する重要な節目等についてご紹介することも検討しておりますが、第 1 回目の今回は、YouTube 上の有害な可能性のある誤った情報への取り組みについて詳しく説明します。


YouTube はこの 5 年間、「4 つの Responsibility(責任)」という YouTube 独自のフレームワークに大きく投資してきました。機械学習技術と人間によるレビューを組み合わせることで、迅速にコミュニティガイドラインに違反するコンテンツを削除(remove)し、信頼できる情報源からのコンテンツを見つけやすくし(raise)、問題のあるコンテンツの拡散を抑制(reduce)しています(その理由について詳しくは、こちらのブログ投稿をご覧ください)。悪質なコンテンツが視聴者の目に触れる機会を減らす一方で、プラットフォームとして表現の自由を維持するためには、これらの対策を組み合わせることが重要です。しかし、誤った情報があっという間に出現し、より広く拡散されるようになっている昨今、YouTube のアプローチもそれに応じて進化していく必要があります。YouTube のチームが取り組んでいる 3 つの課題は次のとおりです。


新たな誤った情報が拡散する前に対処する


何年もの間、オンラインで拡散される誤った情報のトピックはごく少数でした。たとえば、9.11 のテロや月面着陸にまつわる陰謀論、地球平面説などを思い浮かべてみてください。こうした長年の陰謀論が、対処すべきコンテンツのアーカイブとして構築されていきました。その結果、機械学習システムをトレーニングすることで、この類のコンテンツに含まれるパターンに基づいて検出された類似した動画がおすすめされる回数を減らすことができるようになりました。しかし瞬く間にまったく新しい論調の情報が次々と出現し、視聴回数を増やすようになりました。あるいは、動画内で、ある意見から他の意見に移っていくようなケースもあります。例えば、一般的な健康に関するトピックから話が始まり、ワクチン忌避に話題が移り変わっていくケースなどです。情報の内容や伝わり方はそれぞれ異なっており、地域に特化している場合もあります。


新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの早期段階で、YouTube はまさにこの課題に直面しました。例えば英国では、 5G の基地局が新型コロナウイルスの感染拡大を引き起こしているという陰謀論が広がり、基地局が放火される事態が発生しました。これが現実の世界に及ぼすリスクは明確であったため、YouTube はガイドラインを更新してこの類のコンテンツを違反コンテンツとして扱うことにしました。このケースでは、地域および世界の公衆衛生機関のガイダンスに従って新型コロナウイルス感染症の誤った情報に関するポリシーをすでに策定してあったため、迅速に対処できました。


しかし、今後生まれるであろう変化の激しいトピックについて、YouTube のポリシーの根拠となる専門家のガイダンスが必ずしも用意されているとは限りません。また、誤った情報が新しいものであるほど、システムのトレーニングに使用できるサンプルが少なくなります。これに対処するため、YouTube は継続的に新しいデータでシステムをトレーニングしています。また、よりターゲットを絞った分類システムの組み合わせ、多数の言語でのキーワード、地域のアナリストから寄せられる情報を活用して、YouTube の主要な分類システムでは捉えられないトピックを特定する方法を模索しています。このような取り組みの成果として、いずれ、こうした誤った情報の拡散をより迅速かつ正確に捉えることができるようになるでしょう。


YouTube のシステムは、特定のコンテンツの拡散を抑制するだけでなく、検索結果やおすすめ動画で視聴者を信頼できるコンテンツと結びつけます。しかし、テーマによっては信頼できるコンテンツが少ないこともあり、これをデータの欠落と呼んでいます。たとえば、自然災害などのニュース速報を考えてみてください。災害が発生した直後の状況において、原因や被害者について憶測する、信頼できないコンテンツを目にするかもしれません。信頼できるコンテンツの制作には時間がかかるため、誤った情報が急速に拡散した場合、短期的には、視聴者に結びつけられる十分な信頼できるコンテンツが存在しない状況が起こりえます。そこで、自然災害などの重大なニュースでは、続報ニュースパネルを表示して、視聴者をテキストベースの記事に誘導しています。


クロス プラットフォームの問題 - 誤った情報の共有に対処する


もうひとつの課題は、ガイドラインのボーダーライン上の動画が YouTube 外で拡散することです。ボーダーライン上の動画とは、ポリシー上、削除に値する動画には該当しないものの、YouTube としては必ずしも視聴者におすすめできない動画です。YouTube は、おすすめ動画システムを全面的に見直し、おすすめ動画からのボーダーライン上のコンテンツの視聴を 1% 以下に抑え込むことができました。ただし YouTube が特定のボーダーライン上の動画をおすすめしなかったとしても、YouTube の動画にリンクする、または YouTube の動画を埋め込んだ外部ウェブサイトを介して、そういった動画が視聴される可能性は残ります。


対策のひとつとして考えられるのが、おすすめ動画に出るに相応しくないと判断されている動画に関しては、共有ボタンと外部リンクを無効にすることです。これにより、ボーダーライン上の動画を外部サイトに埋め込んだり、リンクしたりすることができなくなります。しかし YouTube では、共有を阻止することが視聴者の自由を制限することになってしまわないかという問題意識も持っています。YouTube のシステムはおすすめ動画からボーダーライン上のコンテンツを削減しますが、リンクの共有は視聴者の能動的な行動であり、おすすめされた動画を視聴するといった、受動的行動とは異なるのではないか、とも考えているからです。


また、背景を考慮することも重要です。場合によっては、調査研究やニュースのレポートに埋め込まれたボーダーライン上の動画については例外とする、または別の対応をとる必要があります。有害となる可能性のある誤った情報の拡散を制限する際は、同時に、こうしたデリケートなテーマや、物議を醸すテーマに関する議論の余地を残すよう、バランスに配慮しなければなりません。


別のアプローチとして考えられるのが、埋め込まれたり、リンクされたりしたボーダーライン上の動画を視聴する前に、そのコンテンツに誤った情報が含まれている可能性があることを伝えるインタースティシャル(全画面表示のメッセージ)を視聴者に対して表示することです。インタースティシャルによって視聴者はコンテンツを視聴または共有する前に「一時停止」することができます。YouTube ではすでに年齢制限のあるコンテンツおよび暴力的または生々しい動画に対してインタースティシャルを採用しており、これから視聴しようとしている対象動画に関して視聴者に選択肢を提供するための重要なツールであると考えています。


YouTube では引き続き、インターネットで有害な誤った情報が拡散するのを制限するための様々な方法を慎重に検討していきます。


誤った情報に関する取り組みを世界全体に広げる


誤った情報の抑制に対する YouTube の取り組みは実際に成果を上げていますが、サービスを提供している 100 以上の国々と多数の言語にこの取り組みを展開しなければならないため、その道のりは複雑です。


情報源の信頼度を判断する材料は文化によって異なります。たとえば、英国における BBC のように、公共放送局が信頼できるニュースを提供する情報源として広く認知されている国々があります。その一方で、公共放送局はプロパガンダに舵を切りがちだとみなされている国々もあります。また、ニュースとしてのコンテンツの範囲も国によって異なります。厳格なファクト チェックの基準を設けている放送局もあれば、検証をほとんど行わない放送局もあります。さらに、各地域の政治環境、歴史的背景、最新ニュースで扱われる出来事が、他国では見られないような、その地域固有の誤った情報を含むストーリーを生み出すことがあります。たとえば、ブラジルでジカウイルス感染症が流行した際、その病気は国際的な陰謀によって引き起こされたと主張する人々がいました。また、日本では、大きな地震が発生すると、何らかのデマが発生し拡散される傾向が歴史的に見られます。


このような地域ごとの多様性に直面したチームは、激しく変化する情報の論調や、信頼できる情報源の欠如など、新たな誤った情報に関するものと同じ多くの問題に突き当たりました。たとえば、パンデミックの初期段階では、自国の衛生機関によって最新の調査が実施されていない国があったり、国や地域によってガイダンスが異なることもありました。


何が「ボーダーライン」とみなされるかも、本当に多様な見方があります。YouTube では常に、コンテンツ審査担当者のガイドラインが、言語や文化によってどのように解釈され得るかを考慮しています。文化的背景について現地のチームや専門家と連携して把握し、動画がボーダーラインとして分類されるかどうか判断するためには、多くの時間を要します。


YouTube は、誤った情報と密接に関係している地域に固有のニュアンスを理解できる人材を追加してチームを拡大するだけでなく、世界中の専門家や非政府組織とのパートナーシップをさらに強化していきます。また、話題になっているテーマに対するアプローチと同様に、その地域に固有の誤った情報をより正確に捉えるために検知モデルを更新する頻度を増やし、それを各地域の言語に対応させていく取り組みを行っています。


透明性を強化する


YouTube は、すべてのプロダクトおよびポリシーにおいて有害な誤った情報を削減するための取り組みを続ける一方、多様な意見が尊重されるよう努めています。すべての答えが出ているわけではありませんが、YouTube が抱えている課題や問題点を共有することが重要だと考えています。今日ほど、コミュニティの安全と健全性のために取り組むことが急務であった時代はないでしょう。今後も、皆様に様々な情報をお伝えできることを楽しみにしています。

YouTube 最高製品責任者 ニール モーハンより


昨年、YouTube では、検索(英文)やインフラストラクチャー(英文)など YouTube の中核をなすユーザー体験の向上から、YouTube TV (現在米国のみ)や YouTube ショートYouTube Music(英文) のような新サービスの発展まで、さまざまなユーザー体験の更新を行った一年となりました。また、クリエイターが収益を得るための新たな手段を導入し、保護者が子どもの動画視聴方法をより細かく選択できるようにしました。更に、クリエイターと協力(英文)し、彼らが得意なことで活躍できるよう支援しました。


しかしこれらはまだ序章にすぎません。多くのご要望をいただいていることを含め、さまざまな新しいサービスやツールのリリースを 2022 年にも予定しています。こうした更新はすべて、議論を重ね、データおよび YouTube コミュニティ全体からのフィードバックに基づいて行われます。さまざまな要素を検討した結果としてトレードオフが避けられない場合もありますが、YouTube エコシステムが今後も健全に発展するためには何が最善か、という観点で常にサービスを決定しています(YouTube が新たなサービスを決定するまでの過程について最近の Lew との対談(英語)で詳しく話していますので、よろしければご覧ください)。今回のブログでは、2022 年の YouTube の展望をクリエイター向け、視聴者向け、パートナー向けの順に少しご紹介します。


クリエイター


クリエイターの存在がなければ YouTube は成立しません。YouTube は常に、クリエイターがスキルや能力を最大限に発揮して目標を達成できるようにしたいと考えています。可能な限り多くの機会を提供するため、YouTube ショート、ライブ配信、ビデオ オンデマンド(VOD)の動画形式に引き続き投資していきます。また、今後数か月間で、この 3 つの動画形式すべてにエンゲージメントと収益化のオプションを追加する予定です。


YouTube ショートのコンテンツはとても人気で、YouTube ショート全体の視聴回数はグローバルですでに 5 兆回を超えています。アクトレブログStudyInネイティブ英会話から BTSなにわ男子まで、さまざまなタイプのクリエイターやアーティストが、素早く、多くの世界中のファンと繋がることのできる YouTube ショートの力を感じています。2022 年は引き続き YouTube ショートのプロダクトの改善と、より簡単に動画の作成ができる機能の開発に取り組みます。昨年導入した、YouTube のあらゆる動画の音声をリミックスできる機能をさらに発展させ、クリエイターの、より豊かな自己表現に役立つ新たな動画エフェクトや編集ツールなどを導入する予定です。また、YouTube ショートのクリエイターがファンと個別に親交を深められるよう、個々のコメントに対しショート動画を作成して返信する機能も導入する予定です。



YouTube では、優れた YouTube ショート動画クリエイターに収益を分配する YouTube ショート ファンドを昨年創設しました。これはまだ始まったばかりですが、新世代のコンテンツ クリエイターが YouTube で収益獲得を始めるきっかけとして既に機能しています。実際、昨年このファンドから収益を受け取ったクリエイターの 40% 以上は、それまで YouTube でコンテンツを収益化していなかった人たちです。今後数か月以内に、たとえば YouTube ショート クリエイターが YouTube BrandConnect(日本では未提供)を通じてブランド コンテンツを制作する新たな方法や、Super Chat を YouTube ショートにも導入したり、ショート動画から商品を購入できるようにするなど、YouTube ショートの新たな収益源のテストを開始します。


ライブ配信は、今年の YouTube の勢いをさらに強めてくれるもう一つの分野です。1 日あたりのライブ配信の視聴時間は 2020 年 1 月から 2021 年 12 月までの 2 年間で 3 倍以上に増加しました。今回、複数のクリエイターが一緒にライブ配信できるコラボレーション ライブ機能を導入し、視聴者とさらにインタラクティブな交流で盛り上がれるようにします。ライブ配信を行うクリエイターにとって最大の悩みの一つが「ライブ配信で何を話すか」という問題です。同機能によって、何気ない会話や他のクリエイターとのやりとりといった新しい可能性が広がり、より気軽な楽しい雰囲気でライブ配信ができるようになります。クリエイターがネットワークやリーチを広げ、コミュニティ同士でやりとりしたり、関係を築いたりする機会も可能になります。


Super Chat やチャンネル メンバーシップなどの機能によって、ライブ配信を行う新世代のクリエイターが YouTube 上で収益を獲得できるようになっていますが、今年はさらにこの機能を発展させます。つい先日は、ライブ配信中にチャンネル メンバーシップを購入して他の視聴者にプレゼントできる、メンバーシップ ギフト機能を一部のチャンネルに試験導入しました。これは特にご要望の多い機能で、今後数か月以内にさらに多くのチャンネルへと展開していく予定です。




YouTube で視聴されるすべての動画について、配慮をもったエンゲージメントを実現したいと考えています。その一環として、クリエイターと視聴者の双方にとって有益なコメント機能を提供できるよう、改善に取り組んでいます。例えば、クリエイターがチャンネルガイドラインを設定し、自分のチャンネルでの会話のトーンをより良く形成できるようにする機能をテストしています。





動画のある一部のタイミングで別の視聴者が書き込んだコメントが、動画再生中にタイミングよく表示されるように、コメントを並び替えることができる機能もベータ版として開始しました。これによりコメントの文脈がより理解できるようになります。



クリエイターの皆さんから、「新しいコンテンツのアイデアが浮かばない」「どのアイデアが成功するのかわからない」という声をよくお聞きします。そこで、このようなニーズに応えるため、創作活動にデータを活用できるよう YouTube Studio で新たな分析情報の提供を開始します。データを活用し、クリエイターが視聴者のニーズをより詳細に把握でき、次の動画コンテンツのアイデアを具体的に決めていくうえで助けになればと思っています。


Web3 もまたクリエイターに新たな機会をもたらします。ブロックチェーンや NFT のような新しいテクノロジーによって、クリエイターはファンとより深い関係を築くことができるようになるでしょう。クリエイターとファンによるコラボレーションで、これまで不可能だった新しいプロジェクトを実行し収益化することもできるかもしれません。例えば、ファンがお気に入りのクリエイターのユニークな動画、写真、アート、さらには体験を所有するために検証する方法を提供することは、クリエイターとその視聴者にとって有益なことになり得ます。このような新しいテクノロジーには、責任を持って取り組むべきことが沢山ありますが、同時に素晴らしい可能性も秘めていると考えています。


そして、これらすべてのフォーマットにおいて、クリエイターが収益を得て、ビジネスを構築するのを支援する方法がさらに増えるでしょう。2021年には、YouTube パートナー プログラムに参加しているクリエイターが 200 万人に達し、いくつもの収益化の方法を提供するに至りました。これらの取り組みはすべて、クリエイターからの寄せられたフィードバックを参考に進められています。引き続きご意見をお寄せください。


視聴者


YouTube はクリエイターが多様な方法やフォーマットで動画が制作できるよう尽力していますが、一方で、視聴者にデバイスの種類や場所を問わずインターネットさえあれば世界中のどこでも快適な視聴体験を提供することにも重点を置いています。


テレビは YouTube を見るスクリーンとしても 2021 年に多くの人に活用されました。2022 年 1 月現在、YouTube コンテンツは(標準的な視聴者の統計で)毎日 7 億時間以上テレビで視聴されています。今年はテレビでの視聴をもっと操作しやすくインタラクティブにしたいと考えています。これを実現する手段の一つとして、普段手にしているスマートフォンを活用します。YouTube をテレビで視聴しながら、スマートフォンでコメントの確認や投稿ができる新しい機能を近日中に発表します。


YouTube を便利で快適にお楽しみいただけることはもちろん大事ですが、私たちが最も重要視しているのは安全です。とりわけ子どもがいる家庭にとって YouTube は安全な場所である必要があります。YouTube では、年齢にかかわらずすべての若年層ユーザーがその無限で多様な好奇心を安心して発揮できるよう YouTube Kids や管理対象アカウントなどの手法を開発してきました。昨年リリースした管理対象アカウントは、9 歳以上のユーザーに対し、保護者が管理するアカウントを使用して YouTube へのアクセスを許可する機能です。管理対象アカウントでは保護者が 9 ~ 12 歳の子どもを対象としたコンテンツ レーティングに準拠した 3 種類のコンテンツ設定から 1 つを選択することができます。この保護者管理機能は、今年に入ってすでに YouTube Music、リビングルーム デバイス、Google アシスタントにも対応しています。


YouTube Music は、8000 万曲以上の公式シングル、アルバム、リミックス、カバー、入手困難な楽曲を収録したカタログを提供し、リスナーに最も広範な体験を提供し続けていきます。YouTube Premium 会員には、スムーズなオーディオ体験を提供しており、いつでもどこでも途切れることなく音楽をお楽しみいただけます。早送りボタンや、速度ボタンなどが大きく表示されより使いやすくなった「オーディオ再生コントロール」を導入しましたが、今後は、大きな音のピークを減らし、より柔らかい音をブーストすることで、リスニング体験を向上させる機能も導入する予定です。


最後に、YouTube の将来を語るうえでメタバースに触れないわけにはいきません。より没入感の高い視聴体験をどうすれば提供できるかを考えています。まず、ゲームにこれを適用しようと考えています。ゲームにもっとインタラクションを持たせ、よりリアルな体感を導入することを目指します。まだ始まったばかりですが、YouTube としてどのような方法で仮想世界を視聴者のリアルな体験へと変換できるか、とても楽しみにしています。


パートナー


YouTube はそのスケールと多様性を強みに、大手のブランドや広告主からアーティスト、ゲーム クリエイターまで、世界中のパートナーに他所では決して得ることのできないチャネルを提供しています。その結果として、このようなパートナーによって YouTube クリエイターの起業性が支えられています。


今年、さまざまなブランドが YouTube に最も注目している分野のひとつが「ショッピング」です。この新しいサービスでは、盛り上がりを見せている e コマースにパートナーが進出する際に、クリエイターとコミュニティとの間にすでに築き上げられた強固なリレーションを活用します。現在、ショッピング機能付き動画やライブ ショッピングのほか、どのような形式でアプリ内にショッピング機能を表示するかについて検討を進めています。ショッピング機能付き動画では、Google とのパートナーシップにより実現した「Black-owned Friday」のように、お気に入りのクリエイターの動画を視聴中に、タグ付けされた商品を購入できます。


ライブ ショッピングでは視聴者がクリエイターとインタラクティブに交流でき、クリエイターはそこで新しい商品の紹介や特別セールの発表、最近買った物のレビューなどを行うことができます。YouTube が昨年 11 月、MrBeast、Addison Rae、The Merrell Twins、Gordon Ramsay などのクリエイター並びに世界的ブランドの Walmart、Samsung、Verizon と共同で 1 週間にわたって開催したイベント「Holiday Stream and Shop」(英文)では、ライブ ショッピングの魅力と可能性が明らかになりました。総再生回数は 200 万回を超え、140 万件ものチャット メッセージ数が寄せられました。また、このイベントには好意的なフィードバックも寄せられました。自身のブランド Lunar Beauty シリーズを展開する Manny MUA は次のように述べています。「このイベントでの販売数は私の予想をはるかに超えました。商品の発売からすでに数週間が経過していたため、それほど売れないだろうと考えていましたが、結果は本当に驚くべきものでした。」YouTube は、ライブ ショッピングをより手軽に快適にお楽しみいただけるように 2022 年も引き続き取り組んでまいります。


注:ショッピング関連の機能は日本での提供は未定ですが、日本でもたくさんのユーザーが YouTube を買物のために活用しています。今後の展開にご期待ください。


新たな章の始まり


昨今の YouTube における動画のイノベーションのスピードはあまりに速く、また振り出しに戻ったかのようにさえ感じられるほどです。しかしある意味、YouTube が誕生した 2005 年以来毎年そんなことを言っているような感じもします。


毎年が新たなスタートのように感じられるのはおそらく、私たちだけでなく YouTube を支えるクリエイター、視聴者、パートナーの皆様が歩んできた、変化と革新に富んだ素晴らしい時代のおかげです。そして最後に、YouTube が世界中の数十億人のユーザーにエンターテインメント、感動、豊かさを届ける最強のプラットフォームであり続けるために努力を重ねてくれている私たちのチームに心から感謝の意を表します。


さあ、またエキサイティングな 1 年の始まりです。2022 年も皆様と YouTube にとって素晴らしい年になりますように。


YouTube 最高製品責任者 ニール モーハンより


昨年、YouTube では、検索(英文)やインフラストラクチャー(英文)など YouTube の中核をなすユーザー体験の向上から、YouTube TV (現在米国のみ)や YouTube ショートYouTube Music(英文) のような新サービスの発展まで、さまざまなユーザー体験の更新を行った一年となりました。また、クリエイターが収益を得るための新たな手段を導入し、保護者が子どもの動画視聴方法をより細かく選択できるようにしました。更に、クリエイターと協力(英文)し、彼らが得意なことで活躍できるよう支援しました。


しかしこれらはまだ序章にすぎません。多くのご要望をいただいていることを含め、さまざまな新しいサービスやツールのリリースを 2022 年にも予定しています。こうした更新はすべて、議論を重ね、データおよび YouTube コミュニティ全体からのフィードバックに基づいて行われます。さまざまな要素を検討した結果としてトレードオフが避けられない場合もありますが、YouTube エコシステムが今後も健全に発展するためには何が最善か、という観点で常にサービスを決定しています(YouTube が新たなサービスを決定するまでの過程について最近の Lew との対談(英語)で詳しく話していますので、よろしければご覧ください)。今回のブログでは、2022 年の YouTube の展望をクリエイター向け、視聴者向け、パートナー向けの順に少しご紹介します。


クリエイター


クリエイターの存在がなければ YouTube は成立しません。YouTube は常に、クリエイターがスキルや能力を最大限に発揮して目標を達成できるようにしたいと考えています。可能な限り多くの機会を提供するため、YouTube ショート、ライブ配信、ビデオ オンデマンド(VOD)の動画形式に引き続き投資していきます。また、今後数か月間で、この 3 つの動画形式すべてにエンゲージメントと収益化のオプションを追加する予定です。


YouTube ショートのコンテンツはとても人気で、YouTube ショート全体の視聴回数はグローバルですでに 5 兆回を超えています。アクトレブログStudyInネイティブ英会話から BTSなにわ男子まで、さまざまなタイプのクリエイターやアーティストが、素早く、多くの世界中のファンと繋がることのできる YouTube ショートの力を感じています。2022 年は引き続き YouTube ショートのプロダクトの改善と、より簡単に動画の作成ができる機能の開発に取り組みます。昨年導入した、YouTube のあらゆる動画の音声をリミックスできる機能をさらに発展させ、クリエイターの、より豊かな自己表現に役立つ新たな動画エフェクトや編集ツールなどを導入する予定です。また、YouTube ショートのクリエイターがファンと個別に親交を深められるよう、個々のコメントに対しショート動画を作成して返信する機能も導入する予定です。



YouTube では、優れた YouTube ショート動画クリエイターに収益を分配する YouTube ショート ファンドを昨年創設しました。これはまだ始まったばかりですが、新世代のコンテンツ クリエイターが YouTube で収益獲得を始めるきっかけとして既に機能しています。実際、昨年このファンドから収益を受け取ったクリエイターの 40% 以上は、それまで YouTube でコンテンツを収益化していなかった人たちです。今後数か月以内に、たとえば YouTube ショート クリエイターが YouTube BrandConnect(日本では未提供)を通じてブランド コンテンツを制作する新たな方法や、Super Chat を YouTube ショートにも導入したり、ショート動画から商品を購入できるようにするなど、YouTube ショートの新たな収益源のテストを開始します。


ライブ配信は、今年の YouTube の勢いをさらに強めてくれるもう一つの分野です。1 日あたりのライブ配信の視聴時間は 2020 年 1 月から 2021 年 12 月までの 2 年間で 3 倍以上に増加しました。今回、複数のクリエイターが一緒にライブ配信できるコラボレーション ライブ機能を導入し、視聴者とさらにインタラクティブな交流で盛り上がれるようにします。ライブ配信を行うクリエイターにとって最大の悩みの一つが「ライブ配信で何を話すか」という問題です。同機能によって、何気ない会話や他のクリエイターとのやりとりといった新しい可能性が広がり、より気軽な楽しい雰囲気でライブ配信ができるようになります。クリエイターがネットワークやリーチを広げ、コミュニティ同士でやりとりしたり、関係を築いたりする機会も可能になります。


Super Chat やチャンネル メンバーシップなどの機能によって、ライブ配信を行う新世代のクリエイターが YouTube 上で収益を獲得できるようになっていますが、今年はさらにこの機能を発展させます。つい先日は、ライブ配信中にチャンネル メンバーシップを購入して他の視聴者にプレゼントできる、メンバーシップ ギフト機能を一部のチャンネルに試験導入しました。これは特にご要望の多い機能で、今後数か月以内にさらに多くのチャンネルへと展開していく予定です。




YouTube で視聴されるすべての動画について、配慮をもったエンゲージメントを実現したいと考えています。その一環として、クリエイターと視聴者の双方にとって有益なコメント機能を提供できるよう、改善に取り組んでいます。例えば、クリエイターがチャンネルガイドラインを設定し、自分のチャンネルでの会話のトーンをより良く形成できるようにする機能をテストしています。





動画のある一部のタイミングで別の視聴者が書き込んだコメントが、動画再生中にタイミングよく表示されるように、コメントを並び替えることができる機能もベータ版として開始しました。これによりコメントの文脈がより理解できるようになります。



クリエイターの皆さんから、「新しいコンテンツのアイデアが浮かばない」「どのアイデアが成功するのかわからない」という声をよくお聞きします。そこで、このようなニーズに応えるため、創作活動にデータを活用できるよう YouTube Studio で新たな分析情報の提供を開始します。データを活用し、クリエイターが視聴者のニーズをより詳細に把握でき、次の動画コンテンツのアイデアを具体的に決めていくうえで助けになればと思っています。


Web3 もまたクリエイターに新たな機会をもたらします。ブロックチェーンや NFT のような新しいテクノロジーによって、クリエイターはファンとより深い関係を築くことができるようになるでしょう。クリエイターとファンによるコラボレーションで、これまで不可能だった新しいプロジェクトを実行し収益化することもできるかもしれません。例えば、ファンがお気に入りのクリエイターのユニークな動画、写真、アート、さらには体験を所有するために検証する方法を提供することは、クリエイターとその視聴者にとって有益なことになり得ます。このような新しいテクノロジーには、責任を持って取り組むべきことが沢山ありますが、同時に素晴らしい可能性も秘めていると考えています。


そして、これらすべてのフォーマットにおいて、クリエイターが収益を得て、ビジネスを構築するのを支援する方法がさらに増えるでしょう。2021年には、YouTube パートナー プログラムに参加しているクリエイターが 200 万人に達し、いくつもの収益化の方法を提供するに至りました。これらの取り組みはすべて、クリエイターからの寄せられたフィードバックを参考に進められています。引き続きご意見をお寄せください。


視聴者


YouTube はクリエイターが多様な方法やフォーマットで動画が制作できるよう尽力していますが、一方で、視聴者にデバイスの種類や場所を問わずインターネットさえあれば世界中のどこでも快適な視聴体験を提供することにも重点を置いています。


テレビは YouTube を見るスクリーンとしても 2021 年に多くの人に活用されました。2022 年 1 月現在、YouTube コンテンツは(標準的な視聴者の統計で)毎日 7 億時間以上テレビで視聴されています。今年はテレビでの視聴をもっと操作しやすくインタラクティブにしたいと考えています。これを実現する手段の一つとして、普段手にしているスマートフォンを活用します。YouTube をテレビで視聴しながら、スマートフォンでコメントの確認や投稿ができる新しい機能を近日中に発表します。


YouTube を便利で快適にお楽しみいただけることはもちろん大事ですが、私たちが最も重要視しているのは安全です。とりわけ子どもがいる家庭にとって YouTube は安全な場所である必要があります。YouTube では、年齢にかかわらずすべての若年層ユーザーがその無限で多様な好奇心を安心して発揮できるよう YouTube Kids や管理対象アカウントなどの手法を開発してきました。昨年リリースした管理対象アカウントは、9 歳以上のユーザーに対し、保護者が管理するアカウントを使用して YouTube へのアクセスを許可する機能です。管理対象アカウントでは保護者が 9 ~ 12 歳の子どもを対象としたコンテンツ レーティングに準拠した 3 種類のコンテンツ設定から 1 つを選択することができます。この保護者管理機能は、今年に入ってすでに YouTube Music、リビングルーム デバイス、Google アシスタントにも対応しています。


YouTube Music は、8000 万曲以上の公式シングル、アルバム、リミックス、カバー、入手困難な楽曲を収録したカタログを提供し、リスナーに最も広範な体験を提供し続けていきます。YouTube Premium 会員には、スムーズなオーディオ体験を提供しており、いつでもどこでも途切れることなく音楽をお楽しみいただけます。早送りボタンや、速度ボタンなどが大きく表示されより使いやすくなった「オーディオ再生コントロール」を導入しましたが、今後は、大きな音のピークを減らし、より柔らかい音をブーストすることで、リスニング体験を向上させる機能も導入する予定です。


最後に、YouTube の将来を語るうえでメタバースに触れないわけにはいきません。より没入感の高い視聴体験をどうすれば提供できるかを考えています。まず、ゲームにこれを適用しようと考えています。ゲームにもっとインタラクションを持たせ、よりリアルな体感を導入することを目指します。まだ始まったばかりですが、YouTube としてどのような方法で仮想世界を視聴者のリアルな体験へと変換できるか、とても楽しみにしています。


パートナー


YouTube はそのスケールと多様性を強みに、大手のブランドや広告主からアーティスト、ゲーム クリエイターまで、世界中のパートナーに他所では決して得ることのできないチャネルを提供しています。その結果として、このようなパートナーによって YouTube クリエイターの起業性が支えられています。


今年、さまざまなブランドが YouTube に最も注目している分野のひとつが「ショッピング」です。この新しいサービスでは、盛り上がりを見せている e コマースにパートナーが進出する際に、クリエイターとコミュニティとの間にすでに築き上げられた強固なリレーションを活用します。現在、ショッピング機能付き動画やライブ ショッピングのほか、どのような形式でアプリ内にショッピング機能を表示するかについて検討を進めています。ショッピング機能付き動画では、Google とのパートナーシップにより実現した「Black-owned Friday」のように、お気に入りのクリエイターの動画を視聴中に、タグ付けされた商品を購入できます。


ライブ ショッピングでは視聴者がクリエイターとインタラクティブに交流でき、クリエイターはそこで新しい商品の紹介や特別セールの発表、最近買った物のレビューなどを行うことができます。YouTube が昨年 11 月、MrBeast、Addison Rae、The Merrell Twins、Gordon Ramsay などのクリエイター並びに世界的ブランドの Walmart、Samsung、Verizon と共同で 1 週間にわたって開催したイベント「Holiday Stream and Shop」(英文)では、ライブ ショッピングの魅力と可能性が明らかになりました。総再生回数は 200 万回を超え、140 万件ものチャット メッセージ数が寄せられました。また、このイベントには好意的なフィードバックも寄せられました。自身のブランド Lunar Beauty シリーズを展開する Manny MUA は次のように述べています。「このイベントでの販売数は私の予想をはるかに超えました。商品の発売からすでに数週間が経過していたため、それほど売れないだろうと考えていましたが、結果は本当に驚くべきものでした。」YouTube は、ライブ ショッピングをより手軽に快適にお楽しみいただけるように 2022 年も引き続き取り組んでまいります。


注:ショッピング関連の機能は日本での提供は未定ですが、日本でもたくさんのユーザーが YouTube を買物のために活用しています。今後の展開にご期待ください。


新たな章の始まり


昨今の YouTube における動画のイノベーションのスピードはあまりに速く、また振り出しに戻ったかのようにさえ感じられるほどです。しかしある意味、YouTube が誕生した 2005 年以来毎年そんなことを言っているような感じもします。


毎年が新たなスタートのように感じられるのはおそらく、私たちだけでなく YouTube を支えるクリエイター、視聴者、パートナーの皆様が歩んできた、変化と革新に富んだ素晴らしい時代のおかげです。そして最後に、YouTube が世界中の数十億人のユーザーにエンターテインメント、感動、豊かさを届ける最強のプラットフォームであり続けるために努力を重ねてくれている私たちのチームに心から感謝の意を表します。


さあ、またエキサイティングな 1 年の始まりです。2022 年も皆様と YouTube にとって素晴らしい年になりますように。


 次世代の YouTube クリエイターを発掘、支援することを目的にしたクリエイター育成プログラム「 YouTube Nextup 」 に参加するファイナリスト 12 組が決定しました。今年も前回を上回るたくさんのご応募をいただきました。



ファイナリストは、2022 年 2 月 から 3 月の間に実施する  8 日間にわたるクリエイター キャンプ(オンラインで実施)に参加し、動画制作やチャンネル運営の最適化等について学びます。また、YouTube より機材費として 10 万円相当を支援します。


YouTube Nextup Tokyo 2021 年度選抜クリエイターは下記の通りです。(五十音順)


あおにーな作りおきキッチン

「作りおきで自分時間を」をコンセプトに毎日忙しい主婦さんのために、安くて簡単で美味しい作りおきレシピを紹介。


あしたチャンネル

「ネイリストの枠を超えていく!」をテーマに、姉妹ネイリストがネイル技術や体験談、そして職業アドバイザーのような観点からのビジネステクニックなどをお届け


ayupakadeko

「スイーツデコ」という、粘土を使った食べられないミニチュアのスイーツやフードを制作しながら、その過程を紹介。


ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし

田舎暮らし歴40年のウリウリおばあちゃんが、「いくつになってもやりたいことができたら、やりましょう」をモットーに、お料理、古民家のDIYや庭づくりなど、楽しく山の中で暮らす様子を紹介。


オカジ兄やん

30歳会社員が仕事に筋トレに自炊に明け暮れながらも、米国公認会計士試験に合格するまでの日常風景をアップテンポなビデオブログで紹介。


KOH クッキング

俳優と料理人の二刀流。可愛いキャラクターライスの上に熱々のオムレツを乗せる動画が人気。「お家でできるプロの味」の料理動画を紹介。


Do Tra【Kazuto's camping Trip】

愛車のハイラックスとセローで日本全国へキャンプ旅。特に北海道の雪中キャンプでは道産子ならではの楽しみ方を紹介。


Haruka Victoria S

19歳パイロット学生のオーストラリアでの留学生活。自身の挑戦し続ける姿で人々に勇気を届けることをモットーに、パイロット学生のリアルな生活模様を紹介。


ハンドシアター《YouTubeの映画館》

「いつでも、どこでも、誰とでも」手の中に広がるYouTubeの映画館を目指して、ショートホラーや意味が分かると怖いドラマなどを発信。


ぴたちゃんねる Pitachannel

東京から沖縄に移住した同性カップル。「こんな人たちもいるんだ!」「普通とちがってもいいんだ!」と、少しでも見る側の心が軽くなって欲しいという想いを込めた動画を配信


美容マニアハウス

美容歴18年の経験を活かし、スキンケアやコスメの使い方、おすすめの商品や商品比較の動画を配信。化粧品や食品の原料を扱う仕事のノウハウを活かし、「原料や」「元ヘアメイク」の視点から解説。


LIL' TV

ドラァグクイーンカルチャーを軸に、「モッパン」(韓国発祥の食べる内容の動画)、お料理、ビデオブログを中心に個性豊かなゲストを迎えながら緩いバラエティ色のある動画を発信



今後の活躍にぜひご注目ください!


 次世代の YouTube クリエイターを発掘、支援することを目的にしたクリエイター育成プログラム「 YouTube Nextup 」 に参加するファイナリスト 12 組が決定しました。今年も前回を上回るたくさんのご応募をいただきました。



ファイナリストは、2022 年 2 月 から 3 月の間に実施する  8 日間にわたるクリエイター キャンプ(オンラインで実施)に参加し、動画制作やチャンネル運営の最適化等について学びます。また、YouTube より機材費として 10 万円相当を支援します。


YouTube Nextup Tokyo 2021 年度選抜クリエイターは下記の通りです。(五十音順)


あおにーな作りおきキッチン

「作りおきで自分時間を」をコンセプトに毎日忙しい主婦さんのために、安くて簡単で美味しい作りおきレシピを紹介。


あしたチャンネル

「ネイリストの枠を超えていく!」をテーマに、姉妹ネイリストがネイル技術や体験談、そして職業アドバイザーのような観点からのビジネステクニックなどをお届け


ayupakadeko

「スイーツデコ」という、粘土を使った食べられないミニチュアのスイーツやフードを制作しながら、その過程を紹介。


ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし

田舎暮らし歴40年のウリウリおばあちゃんが、「いくつになってもやりたいことができたら、やりましょう」をモットーに、お料理、古民家のDIYや庭づくりなど、楽しく山の中で暮らす様子を紹介。


オカジ兄やん

30歳会社員が仕事に筋トレに自炊に明け暮れながらも、米国公認会計士試験に合格するまでの日常風景をアップテンポなビデオブログで紹介。


KOH クッキング

俳優と料理人の二刀流。可愛いキャラクターライスの上に熱々のオムレツを乗せる動画が人気。「お家でできるプロの味」の料理動画を紹介。


Do Tra【Kazuto's camping Trip】

愛車のハイラックスとセローで日本全国へキャンプ旅。特に北海道の雪中キャンプでは道産子ならではの楽しみ方を紹介。


Haruka Victoria S

19歳パイロット学生のオーストラリアでの留学生活。自身の挑戦し続ける姿で人々に勇気を届けることをモットーに、パイロット学生のリアルな生活模様を紹介。


ハンドシアター《YouTubeの映画館》

「いつでも、どこでも、誰とでも」手の中に広がるYouTubeの映画館を目指して、ショートホラーや意味が分かると怖いドラマなどを発信。


ぴたちゃんねる Pitachannel

東京から沖縄に移住した同性カップル。「こんな人たちもいるんだ!」「普通とちがってもいいんだ!」と、少しでも見る側の心が軽くなって欲しいという想いを込めた動画を配信


美容マニアハウス

美容歴18年の経験を活かし、スキンケアやコスメの使い方、おすすめの商品や商品比較の動画を配信。化粧品や食品の原料を扱う仕事のノウハウを活かし、「原料や」「元ヘアメイク」の視点から解説。


LIL' TV

ドラァグクイーンカルチャーを軸に、「モッパン」(韓国発祥の食べる内容の動画)、お料理、ビデオブログを中心に個性豊かなゲストを迎えながら緩いバラエティ色のある動画を発信



今後の活躍にぜひご注目ください!


YouTube は、セキュリティを強化し、すべてのユーザーにとって安全なプラットフォームを実現するために多大な投資を行ってきました。本日、2 月 8 日のセーファーインターネットデーに合わせ、視聴者に質の高い視聴体験を提供する取り組みから生まれた機能を紹介します。便利な保護機能から使いやすいツールまで、ここでご紹介するこれらの機能は、YouTube の利用体験をより細かくコントロールできるよう構築されています。

 


1. より多くの選択肢を保護者に

テクノロジーの利用やオンラインコンテンツへのアクセスなど、デジタルの活用のルール作りは、家庭によって異なります。YouTube は、親や保護者が子どもに最適な YouTube 体験を提供できるよう、便利なオプションや設定を設けています。

 

子ども向けのYouTube Kids アプリは、興味や好奇心を探求できる安全な環境を提供しつつ、保護者がその視聴体験をカスタマイズできるよう開発されました。同アプリでは、年齢に適した質の高い動画が表示されます。保護者は、年齢に応じたコンテンツレベル(未就学児向け、小学校低学年向け、小学校高学年向け)を選択するか、子どもに視聴させたい動画、チャンネル、コレクションのみを選択することができます。

 

13 歳未満の子どもが保護者の管理下で YouTube を視聴できると判断した場合は、保護者向け管理機能を利用いただけます。管理対象のアカウントにより、保護者は子どものアカウントをご自身のアカウントに紐付けて、9 歳以上の視聴者を対象としたコンテンツのレーティングと概ね一致する 3 つのコンテンツ設定(小学 3 年生以上の子ども向け、より多くの動画、YouTube の大部分)を選択することができます。管理対象のアカウントでは、コメントやライブチャットをはじめ、チャンネルの作成、動画のアップロード、デジタルアイテムの購入機能などが無効になります。加えて、健全な視聴習慣を身につけるために役立つ、休憩とおやすみ時間のリマインダーがデフォルトでオンになります。また、家庭で動画や音楽をより幅広く楽しめるよう、YouTube Music、YouTube アプリが利用可能なスマートテレビ、Google アシスタント対応のスピーカーとディスプレイでも管理対象のアカウントが利用できるようになりました。

 

ヒント:家族向けの視聴体験について詳しく知るには、こちらをご覧ください。

 

2. 利用時間のリマインダーとデジタルウェルビーイングのための機能

YouTube は、セキュリティを強化し、すべてのユーザーにとって安全なプラットフォームを実現するために多大な投資を行ってきました。本日、2 月 8 日のセーファーインターネットデーに合わせ、視聴者に質の高い視聴体験を提供する取り組みから生まれた機能を紹介します。便利な保護機能から使いやすいツールまで、ここでご紹介するこれらの機能は、YouTube の利用体験をより細かくコントロールできるよう構築されています。

 


1. より多くの選択肢を保護者に

テクノロジーの利用やオンラインコンテンツへのアクセスなど、デジタルの活用のルール作りは、家庭によって異なります。YouTube は、親や保護者が子どもに最適な YouTube 体験を提供できるよう、便利なオプションや設定を設けています。

 

子ども向けのYouTube Kids アプリは、興味や好奇心を探求できる安全な環境を提供しつつ、保護者がその視聴体験をカスタマイズできるよう開発されました。同アプリでは、年齢に適した質の高い動画が表示されます。保護者は、年齢に応じたコンテンツレベル(未就学児向け、小学校低学年向け、小学校高学年向け)を選択するか、子どもに視聴させたい動画、チャンネル、コレクションのみを選択することができます。

 

13 歳未満の子どもが保護者の管理下で YouTube を視聴できると判断した場合は、保護者向け管理機能を利用いただけます。管理対象のアカウントにより、保護者は子どものアカウントをご自身のアカウントに紐付けて、9 歳以上の視聴者を対象としたコンテンツのレーティングと概ね一致する 3 つのコンテンツ設定(小学 3 年生以上の子ども向け、より多くの動画、YouTube の大部分)を選択することができます。管理対象のアカウントでは、コメントやライブチャットをはじめ、チャンネルの作成、動画のアップロード、デジタルアイテムの購入機能などが無効になります。加えて、健全な視聴習慣を身につけるために役立つ、休憩とおやすみ時間のリマインダーがデフォルトでオンになります。また、家庭で動画や音楽をより幅広く楽しめるよう、YouTube Music、YouTube アプリが利用可能なスマートテレビ、Google アシスタント対応のスピーカーとディスプレイでも管理対象のアカウントが利用できるようになりました。

 

ヒント:家族向けの視聴体験について詳しく知るには、こちらをご覧ください。

 

2. 利用時間のリマインダーとデジタルウェルビーイングのための機能

デジタル ウェルビーイング機能は、例えば一定時間以上動画視聴をしないなど、健全な習慣を身に付けるのに役立ちます。


「設定」にあるおやすみ時間や休憩のリマインダーを設定すると、動画の視聴を止めるよう促す通知が表示されます。

 

視聴している動画が終了したときに新しい動画を選択しなくても動画を再生し続けることができる、自動再生機能がありますが、同機能は、動画再生ページの切り替えスイッチを使用して、いつでも無効にできます。

 

ヒント:YouTube でどのくらいの時間動画を視聴しているかを調べるには、YouTube にログインしてプロフィール写真をタップし、[視聴時間] を選択します。


 

3. YouTube に関するあなたのデータを管理する方法

YouTube でのデータ

YouTube でのデータでは、YouTube の検索や再生履歴を簡単に閲覧、削除できます。履歴から削除された動画はおすすめ動画に影響しなくなり、削除した検索は検索バーの検索候補として表示されなくなります。

 

また、YouTube がユーザーのデータをどのように使用または保存するかについても、詳しく説明しています。履歴に保存されているアクティビティは非公開であり、 過去に視聴した動画をリマインドしたり、より関連性の高いおすすめや検索結果を表示したりするなど、YouTube の視聴体験を向上するために活用されています。

 

シークレットモード

よりプライベートな視聴体験を希望する際は、モバイルアプリまたは Chrome ブラウザでシークレットモードを使用することができます。シークレットモードでは、ユーザーがログインしていない状態のように動作するため、再生履歴や検索履歴などのアクティビティがアカウントの履歴として記録されません。 


ヒント:プライバシー診断ツールで、現在のプライバシー設定を確認できます。


 

4. セキュリティ設定とパスワードを素早く確認 

セキュリティ診断ツールは、YouTube を含む Google サービス全般のデータやデバイスを安全に保つために、おすすめのセキュリティ対策を推奨します。2 段階認証プロセスの有効化、パスワード強度の確認、アカウントデータにアクセスできるアプリの管理などを行えます。

 

ヒント:YouTube を含むすべての Google サービスのセキュリティ設定をこちらで確認できます。

 

ご質問やご要望は @TeamYouTube までお寄せください。最新の情報は、YouTube ヘルプからいつでもご覧いただけます。YouTube のしくみについてより詳しく知るには、YouTube の取り組みウェブサイトをご覧ください。