YouTube を運営する Google は、YouTube 上での 日本音楽著作権協会(JASRAC)管理楽曲の利用について、JASRAC と新たに許諾契約を締結しました。
YouTube と JASRAC とのパートナーシップは、2008 年に締結された初の許諾契約から始まり、この度新たな許諾契約のもと、JASRAC は 2023 年現在 7500 万を超える JASRAC 管理楽曲を対象に、YouTube の自動コンテンツ識別システム Content ID の活用を本格的に開始します。これにより、JASRAC は、より精度と透明性の高い楽曲利用の特定および権利者への収益分配を目指します。
JASRAC から YouTube が受けている許諾は、レコード会社等が制作するミュージックビデオ等の公式コンテンツにおける楽曲の利用や、ユーザーが作成するオリジナル動画における楽曲の利用に加え、YouTube ショートでのオーディオライブラリからの楽曲の利用を含む、現在の YouTube のサービス全般における JASRAC 管理楽曲の利用を対象としています。
YouTube は、クリエイターとアーティスト及び音楽著作権者が多くのファンと繋がる場として、YouTube を活用いただきたいと考えています。JASRAC との継続的なパートナーシップにより、クリエイターが自身の動画で 7500 万以上 のJASRAC 管理楽曲 を使用する際の環境が整備されます。私たちは、YouTube が、作曲家や作詞家等の皆様にとって、音楽をより多くの人々に届ける場であるとともに収益の多様化のためにもより一層重要な場となることを目指しています。これからも、様々な楽曲を利用したクリエイティブな動画がクリエイターにより制作され、新しい音楽との出合いが生まれることを期待しています。
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