今日のデジタル世界で成長する青少年は、YouTube のようなプラットフォームを駆使して、興味のあることを調べ、課題に取り組み、コミュニティを見つけ、物事にはさまざまな視点があることを理解しています。このような場所や、そこで得られる情報と機会は、青少年の成長に重要な役割を果たします。そこで、2 月 6 日にセーファーインターネットデーを迎えるにあたり、昨年 YouTube で導入した青少年に関する基本的な考え方を踏まえて、オンラインの世界を探索して成長する青少年の心と体の健康をサポートするリソースや機能をご紹介します。
1. 年齢にふさわしいメンタルヘルス コンテンツの指針となる、専門家が開発したリソース
YouTube は、政策立案者、研究者、専門家、企業、家族と協力し、若年層のオンラインでの体験がさらに安全かつ充実したものになるようサポートしたいと考えています。青少年と家族に関するアドバイザリー ボードを含む、メンタルヘルスや子どもの発達に詳しい専門家と積極的に協力し、クリエイターや保護者が十分な情報を得た上で決断を下せるよう、製品のアップデートやリソースの提供を行っています。たとえば最近では、National Eating Disorder Association (NEDA) や Asociación de Lucha contra la Bulimia y la Anorexia (ALUBA) と協力して、コミュニティガイドラインの範囲拡大、特定の動画の年齢制限、摂食障害に関する動画における「心の健康に関する相談窓口情報パネル」の紹介など、包括的な枠組みを作成しています。
そしてこの度、YouTube が協力し世界保健機関 (WHO) と British Medical Journal (BMJ) が 発行した新しい報告書を公開しました。この報告書は、青少年に適したメンタルヘルス コンテンツの原則を概説し、そのコンテンツのコミュニケーション戦略に関する指針を示すもので、グローバルな専門家グループによって作成され、コンテンツ クリエイターやコンテンツ プラットフォームがメンタルヘルス コンテンツを開発する際に考慮・採用すべき原則やテーマを挙げています。YouTube クリエイターである Tamara Levitt 、Anna Freud NCCF、Julie Smith 博士なども、心と体の健康に役立つ情報を扱ったコンテンツを発信しています。
2. 休憩を促すツール、プライバシー設定ツール、自動再生ツールを通して、子どもや青少年の YouTube 利用時間の管理
YouTube の既存の Digital Wellbeing ツールは、2018 年より世界中の保護者が子どもにとって適切な視聴と健康のバランスを取れるよう支援しています。YouTube は、これらのツールを青少年によりふさわしいものにするため、長年にわたって投資と改良を続けています。
休憩のリマインダーは、特定の間隔で動画の視聴を一時停止するリマインダーとして設定できます。一方、就寝時間リマインダーは、特定の時間に起動し、視聴者に動画の視聴をやめて就寝するよう促します。13~17 歳の YouTube ユーザーの場合、どちらの機能もデフォルトで「オン」になっており、全世界で利用可能です。
13~17 歳の YouTube ユーザーの場合、次に再生される動画の自動再生はデフォルトでオフになっています。管理対象のアカウントに関しては、リンクされた保護者のアカウントで保護者が YouTube にログインした後、保護者による使用制限に移動して子どものアカウントを選択し、[自動再生を無効にする] をオンに切り替えることで、自動再生を無効にすることができます。
YouTube では引き続き、コミュニティガイドラインに則り、子どもの安全、摂食障害、自殺、自傷行為、危険なチャレンジ、ヘイトスピーチ、ハラスメントに関する YouTube のポリシーに違反するコンテンツは削除し、未成年者だけでなく YouTube を利用するすべてのユーザーが視聴できないように努めてまいります。
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