YouTube Youth プロダクト マネジメント担当ディレクター James Beser
YouTube は、青少年が学び、好きなことを探求し、自分を表現し、居場所を見出すことができる場所です。私たちは、青少年の生活の中で YouTube が担っている重要な役割を認識しています。そこで、この度 YouTube は、13 歳から 17 歳の青少年とその保護者がアカウントをリンクして利用する新しい機能を今週から順次展開します。
この新しい機能は、13 歳未満の子どもを対象とした既存の保護者向け管理機能に基づき構築され、まもなく、YouTube 上に新たにできる「ファミリー センター」で、13 歳から 17 歳の青少年と保護者が互いの YouTube アカウントをリンクできるようになります。ファミリー センターでは、青少年が持つ YouTube チャンネルでのアクティビティに関して、アップロード件数、チャンネル登録件数、コメント件数などの情報が保護者に共有されます。また、保護者(および青少年)は、青少年による動画のアップロードやライブ配信の開始などの発生時にメール通知を受け取るようになります。これにより、Common Sense Media の関連会社である Common Sense Networks の協力により作成したリソースに基づいて、保護者が責任ある創造的活動に関する助言を行う機会を設けます。
YouTube の 13 歳未満の子ども向けサービス「YouTube Kids」、および 13 歳未満の子どもを対象とした保護者向け管理機能にログインしているユーザーとそうでないユーザーも含む視聴者は、毎月 1 億人以上に達しています。こうしたサービスの開発は、学術研究機関、非営利団体、臨床機関などの背景を持ち、子どもの発達、デジタル学習、子ども向けメディアに詳しい外部専門家の意見に従って行われています。そうした外部専門家の協力と、YouTube の基本的な考え方を基に、YouTube は、青少年の自主性を尊重し、保護者と青少年が相互に管理できるようにし、彼らが知識あるデジタル市民になるための新しいリソースを提供する、この新しい体験を作りました。
「青少年にとって非常に重要なのは、自ら選択し、自らを表現し、自らのアイデンティティと価値を追求する場を持つことです。また、必要な時に、信頼できる身近な大人の知恵を得られることも重要です。私が青少年やその保護者とオンライン アクティビティについて話す際に、『信頼せよ、されど検証せよ』という考え方を勧める理由は、ここにあります。青少年を対象とする YouTube の保護者向け管理機能は、そうした発達の原則に基づいています。青少年と保護者が、オープンな双方向のコミュニケーションを継続しながら管理に関する判断を共有するようになっているのです」- ウィスコンシン大学マディソン校小児科准教授 Ellen Selkie
YouTube は長年にわたり、若年層ユーザーを保護するさまざまな機能の開発に取り組んできました。たとえば、摂食障害や自殺を助長するコンテンツに向けた取り組み、プライバシーとウェルビーイングを守る新たな機能の導入などを行っています。また、特に 18 歳未満の青少年が繰り返し視聴した場合に問題となる可能性のある内容が含まれた動画のおすすめを制限する(英語)新たな安全保護対策も始めました。保護者が青少年のオンライン利用に注意深く関与できるようになる「ファミリー センター」をぜひご活用ください。
0 件のコメント :
コメントを投稿