YouTube の新しい自動吹き替え機能により、言語が違っても、世界中のクリエイターやコンテンツと繋がることがこれまで以上に簡単になります。たとえば、フランス人シェフから本格的なグラタンの作り方を学ぶ、インドの裁縫師から伝統的な服の縫い方を習う、または行ってみたい外国のゴーストタウンを探索する動画を楽しむなど、この機能があれば字幕なしでもコンテンツを楽しむことができます。
この度、知識や情報を提供するコンテンツを主に発信する YouTube パートナー プログラムに参加している数十万のチャンネルで自動吹き替えを利用できるようにしました。今後、他の種類のコンテンツを発信するクリエイターにも拡大する予定です。
自動吹き替え機能の使い方は以下の通りです。
動画をアップロードする
通常どおり動画をアップロードするだけで、特別な操作は不要です。YouTube が自動的に動画の言語を検出し、他の言語への吹き替えを生成します。必要に応じて、チャンネル設定で動画の言語を変更することも可能です。
自動吹き替えされた動画を確認する
YouTube Studio の [言語] から生成された吹き替えを確認できます。満足いく内容でなければ非公開にしたり、削除したりすることができます。
利用できるか確認するには YouTube Studio へ
チャンネルの設定を一括管理できる YouTube Studio の [詳細設定] で自動吹き替え機能を利用できるかを確認できます。
この機能の技術はまだ発展段階にあるため、翻訳内容が必ずしも正確ではない場合があります。YouTube では、より高品質な翻訳を目指して努力を続けていますが、吹き替えが元の音声のニュアンスを完全に再現しないこともあります。機能向上のため、お試しいただき、ぜひフィードバックの提供をお願いします。
自動吹き替えが利用できる言語
吹き替え音声がある動画は、「自動吹き替え」ラベルが表示されます。視聴者は、自動吹き替え音声や、[音声] メニューで元の言語を選択して視聴できます。一度選んだ言語設定は、次に再生する動画にも適用されます。
今後の展開
YouTube は、Google DeepMind や Google 翻訳チームと連携し、より正確かつ自然な吹き替えを提供するための研究を続けています。今後、Made on YouTube で紹介した「Expressive Speech」機能を通じて、クリエイターの声の抑揚や感情、動画の雰囲気までも再現するアップデートを予定しています。
自動吹き替えを試して、言葉の壁を乗り越えましょう。
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