長年にわたってクリエイター エコノミーを先導してきた YouTube は、 YouTube にコンテンツを提供するクリエイターに還元することがどれほど重要かを理解しています。クリエイターが収益を得るための最新の方法である YouTube ショートでの収益分配が YouTube パートナー プログラム( YPP )に導入されてから、1 年が経ちました。YouTube の利用期間の長さにかかわらず、あらゆるクリエイターが成功して初めて YouTube 自らの成功があるという前提のもとに、ユニークなビジネス モデルを築き、それを保ち続けています。
まだ始まったばかりとはいえ、昨年、YouTube ショートでの収益化を開始して以来、YPP に参加するチャンネルの 25% 以上が YouTube ショートから収益を得ています。
創造性の発揮と経済的な成功の両方を達成する機会をクリエイターに提供できることが、YouTube の利点と言えます。今では、ショート動画向けの資格要件を満たして YPP に加入したクリエイターの 80% 以上が、広告、視聴者ファンディング、YouTube Premium、ショッピングなど、YPP の他の収益化機能も利用して YouTube で収益を得ています。これは、YouTube ショートがクリエイターにとって他の収益化方法への入口として機能しており、クリエイターに還元されていることを意味します。現在 YouTube は、コンテンツを複数のフォーマット(ショート動画、長尺動画、ライブ配信、ポッドキャスト、音声)で投稿する選択肢をクリエイターに提供する唯一のプラットフォームです。
情熱を分かち合い、ビジネスを築くために YouTube に毎日訪れるクリエイターの皆さんには驚かされるばかりです。ショート動画の力を活用してどのようなことが可能なのか、クリエイターからのコメントをご紹介します。
Bayashi TV(チャンネル登録者数約 2,300 万人)
視聴者の 90% 以上が日本国外 (インド、インドネシア、米国、ブラジルなど) の Bayashi TV さんは、言語に依存しない世界規模のフード ASMR コンテンツを制作しています。MrBeast や ROSALÍA といった国際的なトップクリエイターやアーティストとのコラボレーションを実現させ、マルチフォーマット戦略のもと、より幅広いオーディエンスと収益を獲得しています。
本人からのコメント:「YouTube から収益があることによって、自分が撮りたい動画をすぐに撮れるようになりました。例えば、コラボ動画の反応が良いということがわかったら『アメリカに行ってコラボ動画を撮ろうかな?』と思えて、それをすぐに実行することができます。移動や撮影に掛かる費用は悩みの種になりますが、その悩みは収益があることによって解消できて、より動画制作に集中できるようになり、今まで以上に動画制作が楽しくなりました。」
コスメヲタちゃんねるサラ (チャンネル登録者数約 100 万人)
サラさんは幅広い年代の女性に人気のメイクレビューで知られています。特にZ世代からの支持が厚く、長尺動画で強固なファンベースを築き上げました。更なるリーチの拡大や新たな視聴者との接点を求め、ショート動画を自身のチャンネル戦略に導入。今では「メイクレビュー × 世界のトレンド」というユニークなショート動画のスタイルでも人気を博しています。
本人からのコメント:「拡散力と大衆認知の向上としての YouTube ショートの力には日々驚いています。短尺動画は私のチャンネルを見た事がない人がチャンネルに訪れる入り口としての役割を果たしており、投稿し始めてから、長尺の再生回数&チャンネル登録者数の伸び率が急激に上昇しました。
また、短尺動画を撮影する工数に対しての収益率は長尺を大きく上回っているため、広告をしながら収益を生み出せる、私にとっては夢のような機能です。」
Alan Chikin Chow(チャンネル登録者数約 3,870 万人)
クリエイター、俳優、プロデューサー、コメディアン、起業家、そして社会運動家。さまざまな顔を持つ Alan さんは、グローバル チャートで何度も 1 位の座に輝いた、最もよく視聴されるショート動画クリエイターでもあります。陽気なコンテンツで知られる彼は、世界中の何千何百万もの視聴者に活力と楽しみを届けています。
本人からのコメント:「YouTube ショートでの収益分配は、自分と自分のチャンネルにとって本当に画期的でした。ショート動画をメインに作成するクリエイターとして、また全米有数の視聴者数を誇るチャンネルの運営者として、このフォーマットを利用して制作の面でどのようなことができるのかを実際に体験してきました。そこに YouTube ショートでの収益分配が加わり、自分のビジネスを成長させ続ける持続可能な方法がもたらされたのです。私は、YouTube が自分とコミュニティにとって正しいことをしてくれると信じています。その信頼とそこで得られる体験こそが、YouTube の素晴らしいところだと思います。」
YPP を 16 年前に導入したとき、YouTube は、素晴らしいコンテンツとその背後にいる創造的な人たちが報いられ、保護され、称賛されるシステムを構築しました。ほんの一握りのクリエイターから始まった同プログラムは、全世界で 300 万人のクリエイターが加入するまでに成長しました。そして YouTube は、この 3 年間で 700 億ドルをクリエイター、アーティスト、メディア企業に支払ってきました。これはどの収益化が可能な他社のプラットフォームよりも、最も大きな金額です。
今回、大きな節目を迎えましたが、ショート動画を活用する機会を広げるという YouTube の取り組みはまだ始まったばかりです。長尺動画は今後もコミュニティに素晴らしい成果をもたらし続けます。そして今、ショート動画の登場により、クリエイター、視聴者、そして広告主を結びつけることで、ショート動画のエコシステムがどのように拡大してきたかを目の当たりにしています。これは、クリエイティブと収益の両面で、コミュニティに新たな機会をもたらしています。クリエイター コミュニティが YouTube ショート動画に注力し続ける限り、この成長が止まることはありません。